じっしょう‐しゅぎ【実証主義】
知識の対象を経験的事実に限り、その背後に超経験的実在を認めない立場。超越的思弁を排し、近代自然科学の方法を範とする。サン=シモンが初めて用い、コントによって提唱された。実証論。
じっしょう‐じぎょう【実証事業】
実地に適用可能な段階にある技術・システム・制度などを試験し、その有効性や経済性などを確認すること。「環境技術—」
じっしょう‐じっけん【実証実験】
新開発の製品・技術などを、実際の場面で使用し、実用化に向けての問題点を検証すること。「防災システムの—を開始する」
じっしょう‐てき【実証的】
[形動]思考だけでなく、体験に基づく事実などによって結論づけられるさま。
じっしょう‐ろ【実証炉】
原子炉の開発において、最終段階に、実用規模の発電施設として技術的信頼性を実証し、経済性の見通しを得たるために建設・運転される原子炉。実験炉・原型炉に続いて建設され、その成果は実用炉に反映される。
じっしょう‐ろん【実証論】
⇒実証主義
じっ‐しょく【十職】
⇒千家十職(せんけじっしょく)
じっ‐しょく【実食】
[名](スル)(新発売の食品や、評判の、また有名店の料理などを)料金を払って実際に食べること。「—レポート」
じっし‐れんせい【実視連星】
望遠鏡による観測で2個の恒星とわかる連星。シリウスなど。→連星
じっ‐しん【十身】
仏語。華厳経に説く、仏・菩薩(ぼさつ)の得る十種の仏身。衆生身・国土身・業報身・声聞身・縁覚身・菩薩身・如来身・智身・法身・虚空身を解境の十仏、正覚仏・願仏・業報仏・住持仏・化仏・法界仏・心仏・...