じゆう‐けんとう【自由検討】
1 ある問題について自由な雰囲気・立場・発想で検討すること。 2 キリスト教で、教会の教義に束縛されず、自分で聖書を読み、自由に解釈すること。プロテスタントで認められている。
じゆう‐げきじょう【自由劇場】
1887年、フランスのアンドレ=アントワーヌがパリに創設した劇団。イプセン・ストリンドベリ・トルストイらの戯曲を上演、近代劇運動の出発点となった。 明治42年(1909)小山内薫(おさないか...
じゆう‐こう【自由港】
中継貿易や加工貿易の発展を図るため、全域または一定区域に限り、自国の関税法を適用しないで外国貨物の自由な出入を認める港。香港(ホンコン)・シンガポール・ハンブルクなど。自由貿易港。フリーポート。
じゆう‐こうどう【自由行動】
他からの命令や統制によらない、各自の自由な行動。「旅行先で—をとる」
じゆう‐こうろ【自由航路】
政府からの指定その他の制限を受けることなく、法規の範囲内で、船主が自由に選定し、配船できる航路。
じゆう‐こくじん【自由黒人】
かつて黒人奴隷制をとっていた国やその植民地において、奴隷ではなく、社会的に自由な身分にあったアフリカ人およびその子孫。奴隷主から解放された人、白人などの自由人との間に生まれた人、蓄財して自由を買...
じゆうこっかで【自由国家で】
《In a Free State》トリニダード出身のインド系イギリス人作家、ナイポールの長編小説。1971年刊行。ブッカー賞を受賞した代表作。自由の国で。自由な世界で。
じゆう‐こんいん【自由婚姻】
当事者二人の合意だけで成立する婚姻。民法旧規定では男子は30歳以上、女子は25歳以上に認められ、それ未満は成人(20歳以上)であっても父母両方の同意が必要だった。自由結婚。 [補説]昭和22年(...
じゆう‐さいりょう【自由裁量】
法の拘束に対して一定の範囲内で行政庁の自由な判断や行為が許されること。
じゆう‐ざい【自由財】
存在量がきわめて豊富で希少性をもたず、売買の対象とならない財。空気・海水など。⇔経済財。