じょう【掾】
1 律令制で、国司の第三等官。→判官(じょう) 2 近世以降、主として浄瑠璃の太夫に与えられた称号。大掾・掾・少掾の3階級があり、当人1代に限る。「竹本筑後—」
じょう【諚】
貴人・主君の命令。仰せ。→御諚(ごじょう)「御曹子の御—とも覚え候はね」〈保元・中〉
じょう【嬢/娘】
[名]未婚の女性。むすめ。代名詞のように用いることが多い。「—ちゃん」「お—さん」 [接尾] 1 未婚の女性の氏名に付けて、敬称として用いる。「中村春子—」 2 職業を表す語に付けて、その職...
じょう【錠/鎖/鏁】
[名] 1 他人に開けられないように、ドア・引き出し・金庫などに取り付け、鍵(かぎ)で開閉する装置。「—を掛ける」「—をはずす」 2 (錠)錠剤。「ビタミン—」 [補説]1は本来「鎖」であるが...
じょう【判官】
律令制で、四等官(しとうかん)の第三位。庁内の取り締まり、主典(さかん)の作る文案の審査、宿直の割り当てなどをつかさどった。「丞」「掾」など官司により用字が異なる。→四等官
じょう【畳】
[接尾]助数詞。たたみの数を数えるのに用いる。「六—の部屋」「千—敷」
じょう‐あい【情合(い)】
思いやりや愛情。「兄の声の中に何時にない—を感じました」〈芥川・雛〉
じょう‐あい【情愛】
いつくしみ愛する気持ち。深く愛する心。なさけ。愛情。「夫婦の—」
じょうあつ‐じょうりゅう【常圧蒸留】
通常の大気圧のもとで行う蒸留。特に石油精製において、原油を分留する第一段階で行われる蒸留をさす。トッピング。
しょうあん【承安】
《「じょうあん」とも》平安末期、高倉天皇の時の年号。1171年4月21日〜1175年7月28日。