てんじく【天竺】
中国および日本で用いたインドの古称。「後漢書」西域伝に初見。 1 「天竺木綿」の略。 2 そら。天。「此の頃の御有様は、さりとも見たてまつりなば、—へも憧れじ」〈狭衣・一〉 3 接頭語的に...
どういう風(かぜ)の吹(ふ)き回(まわ)しか
普段はあまり見られない事が思いがけなく起こったさま。どうしたはずみか。「—彼が珍しく顔を見せた」
テンソル【tensor】
ベクトル量が三方向の成分で決定されるのに対して、考え方を拡張し、ある定点の状態が各方向について三つずつの9成分によって定義されるときの、この成分の組み合わせ。固体内の応力やひずみの状態を表すのに...
ドゥー‐ワップ【doo-wop】
リズム‐アンド‐ブルースのコーラスの一種。ソロのバックに、リズミカルなハミング風のコーラスがからむ。1950年代ごろから盛んになり始めた。ドゥワップ。ドゥーアップ。
とうずもう【唐相撲】
狂言。和泉(いずみ)流では「唐人相撲」。中国滞在中の日本の相撲取りが、皇帝に帰国を許されたので、名残に唐人と相撲を取り、次々に負かしてついに皇帝まで負かす。
とうじんずもう【唐人相撲】
狂言「唐相撲」の和泉(いずみ)流における名称。
どうかした
(あとに「はずみ」「拍子」などの語を伴って用いる)ひょっとした。何かちょっとした。「—拍子に痛む」
とば‐え【鳥羽絵】
《戯画に長じたと伝える平安後期の僧、鳥羽僧正覚猷(かくゆう)にちなんでいう》江戸時代、日常生活を軽妙なタッチで描いた墨書きの戯画。今日の漫画にあたり、大坂の松屋耳鳥斎らの手によって盛んになった...
とび‐ねずみ【跳鼠】
齧歯(げっし)目トビネズミ科の哺乳類の総称。尾は体長より長く、後肢も長く、跳躍して走る。北アフリカからアジアにかけて分布。
にっこう【日光】
短歌雑誌。大正13年(1924)創刊、昭和2年(1927)廃刊。北原白秋・川田順・古泉千樫(こいずみちかし)・釈迢空(しゃくちょうくう)・木下利玄らが同人。歌人の大同団結を目的としたもの。