かん‐じょ【閑所/閑処】
《「かんしょ」とも》 1 静かな場所。人のいない所。「睛(せい)(=ヒトミ)を—に転ずる気紛(きまぐ)れの働ではない」〈漱石・虞美人草〉 2 便所。かわや。「信玄公、御用心の御ためやらん、御—を...
かんじ【寒じ】
《動詞「かん(寒)ずる」の連用形から》寒さが身にしみること。また、その寒さ。「今年は別して—が強いのと」〈秋声・新世帯〉
かみ‐すき【髪梳き】
1 頭髪を櫛(くし)でとかすこと。くしけずること。また、それを職業とする人。 2 歌舞伎で、女が男の髪をすいてやって愛情や愁嘆を表す演出。女どうしや女一人で行う変形もある。
かぶしきとう‐ふりかえせいど【株式等振替制度】
上場会社の株券をすべて廃止し、株主の権利の管理を、証券保管振替機構および証券会社に開設された口座において電子的に行う制度。金融商品取引所に上場されている株式・新株予約権・新株予約権付社債・投資口...
かたん・ずる【難んずる】
[動サ変][文]かたん・ず[サ変]《「かたみす」の音変化》むずかしいと考える。困難とする。「甘き苦悩なるが故に割愛を—・ずるのである」〈鴎外・青年〉
がちりん‐かん【月輪観】
密教で行う観法で、心を月輪のごとく清浄・完全であると観ずるもの。
勝(か)ちに乗(の)・る
「勝ちに乗(じょう)ずる」に同じ。
かっき‐と
[副] 1 矢を放つときの音を表す語。「きりきりきりと引きしぼり、しばし固めて—放し」〈浄・百合若大臣〉 2 確かなさま。かっきり。「—身共はさやうに存ずるほどに」〈虎明狂・筑紫の奥〉
勝(か)つに乗(の)・る
勝った勢いで調子に乗る。勝ちに乗(じょう)ずる。「いよいよ、女—・り、はなさず」〈咄・きのふはけふ・下〉
がっこう‐きゅうしょく【学校給食】
児童・生徒に食事の一部または全部を学校で給与すること。昭和29年(1954)公布の学校給食法による。 [補説]次のように分類される。完全給食:給食内容がパン又は米飯(これらに準ずる小麦粉食品、米...