せい‐かん【世官】
官職を世襲すること。また、その官職。「封建の時代に世位—の風あるも」〈福沢・文明論之概略〉
せい‐かん【正官】
位階に相当する官。また、官制で定めた正規の官。
せい‐かん【生還】
[名](スル) 1 危険な状態をきりぬけて生きて帰ること。「戦場から—する」 2 野球で、走者が本塁に帰って得点すること。ホームイン。「二塁から走者が—する」 [補説]書名別項。→生還
せい‐かん【成漢】
中国、五胡十六国の一。304年、氐(てい)族の李特が四川に建国。国号は成、のち漢とした。都は成都。347年、東晋の桓温に滅ぼされた。後蜀(こうしょく)。
せい‐かん【西漢】
前漢(ぜんかん)の異称。
せい‐かん【性感】
刺激によって起こる性的興奮。性的感覚。
せい‐かん【星漢】
天の川。銀河。銀漢。
せい‐かん【穽陥】
おとし穴。陥穽。
せい‐かん【清閑】
[名・形動]俗事にわずらわされず静かなこと。また、そのさま。手紙文で、相手を敬ってその閑暇な状態をいうときにも使う。「その庭に至ればはなはだ—で」〈中島敦・弟子〉
せい‐かん【清鑑】
他人の鑑識のすぐれていることを敬っていう語。自分の詩文・書画などを人に見てもらうときなどに使う。「御—を仰ぎたく」