席(せき)を改(あらた)・める
その場を打ち切って、宴会や会合を別の会場・機会に移して行う。「—・めて話し合う」
籍(せき)を入(い)・れる
出生や養子縁組などで、すでにある戸籍にその人の名を入れる。また俗に、男女が婚姻届を出して新しい戸籍を作る。入籍する。
堰(せき)を切(き)ったよう
たまっていたものがどっとあふれ出すさま。こらえていたものが、一度に起こる様子をいう。「涙が—に流れ出す」
堰(せき)を切(き)・る
川の流れが堰を壊してあふれでる。また転じて、おさえられていたものが、こらえきれずにどっとあふれでる。「言葉が—・って出てきた」 [補説]「関を切る」と書くのは誤り。
席(せき)を汚(けが)・す
高い地位・役職につくことや、会合に出席することを、へりくだっていう言い方。
席(せき)を蹴(け)・る
怒って勢いよくその場から出て行く。「捨てぜりふを残して—・る」
席(せき)を進(すす)・める
人と対談などをしているうちに、話に興じて前に乗り出すのにいう。
席(せき)を外(はず)・す
しばらくその場を離れる。中座する。「当事者以外は—・す」
席(せき)を譲(ゆず)・る
1 自分の席を退いて他人を座らせる。「お年寄りに—・る」 2 それまで自分がいた地位に他人をつかせる。「会長の—・る」