せきずいしんけい‐せつ【脊髄神経節】
脊髄後根から出た脊髄神経が脊髄前根から出た神経と合体する所にある神経節。感覚神経細胞が集合している。
せきずいせい‐きんいしゅくしょう【脊髄性筋萎縮症】
脊髄の運動神経細胞の病変によって骨格筋が萎縮し、筋力が低下する遺伝性の疾患。指定難病の一つ。乳児期に発症する重症型(Ⅰ型)、乳児期から幼児期に発症する中間型(Ⅱ型)、幼児期から小児期に発症する軽...
せきずいせい‐しょうにまひ【脊髄性小児麻痺】
急性灰白髄炎(かいはくずいえん)のこと。
せきずいせいしんこうせい‐きんいしゅくしょう【脊髄性進行性筋萎縮症】
⇒脊髄性筋萎縮症
せきずい‐ぜんかく【脊髄前角】
⇒前角1
せきずい‐ぜんこん【脊髄前根】
脊髄のほぼ全長にわたって分節ごとに前面から左右対称に出る脊髄神経の束。遠心性の運動神経からなる。
せきずい‐そんしょう【脊髄損傷】
脊柱に強い力が加わり、脊髄が損傷することによって、損傷部以下の神経が麻痺し、運動・知覚・自律機能に障害が生じる病態。損傷部位が頭部に近いほど障害が重くなる。交通事故、高所からの転落、落下物の下敷...
せきずい‐はんしゃ【脊髄反射】
大脳皮質を経ないで、脊髄にある反射中枢を介して起こる反射。膝蓋腱(しつがいけん)反射・アキレス腱反射など。
せきずい‐まく【脊髄膜】
脊髄を包んでいる結合組織からなる被膜。上部は脳膜とつながっているので、合わせて脳脊髄膜とよぶ。
せきずい‐ろう【脊髄癆】
梅毒の第4期に、脊髄の変性が起こる病気。手足がしびれ、やがて麻痺して起立や歩行が不能となる。