せん‐し【先師】
《古くは「せんじ」とも》 1 亡くなった師匠・先生。 2 前の時代の賢人。先賢。先哲。
せん‐じ【煎じ】
1 煎じ出すこと。「二番—」 2 (「煎脂」とも書く)かつお節製造の際、釜底に沈殿した汁をこして煎じつめたもの。調味料に用いる。 3 「煎じ茶」の略。
せん‐じ【宣旨】
1 奈良・平安時代、天皇の意向を下達すること。また、朝廷の命令を下に伝えること。宣。 2 平安時代以降、天皇の命を伝える文書。勅旨を蔵人(くろうど)が上卿(しょうけい)に伝え、上卿は外記(げき)...
せん‐じ【戦時】
戦争をしている時期。⇔平時。
ぜん‐じ【前司】
《古くは「せんじ」とも》前任の国司。「信濃(しなの)—行長(ゆきなが)」〈徒然・二二六〉
せんじ‐がき【宣旨書き】
1 宣旨の文書。せじがき。 2 《「宣旨」は勅命を受けて代書したところから》代筆すること。また、その書状。「あぢきなの—やと、ひとりごちて」〈宇津保・蔵開中〉
せんじ‐がみ【宣旨紙】
宣旨を書くのに用いる紙。
せんじ‐きょうさんしゅぎ【戦時共産主義】
ロシア革命後の1918年、内戦と外国の干渉に対抗するためにソ連政府がとった経済政策。商工業の国家統制、倉糧配給制、労働義務制などが実施されたが、生産量低下による極度の食糧不足を招き、1921年に...
せんじ‐きんせいひん【戦時禁制品】
戦時中に、中立国国民の交戦国に対する供給を、他方の交戦国が防止できる物品。武器・弾薬などの絶対的禁制品と、食糧・燃料などの相対的または条件付き禁制品とがある。
せんじ‐ぐすり【煎じ薬】
生薬を煎じた飲み薬。煎薬(せんやく)。