せん‐どう【先導】
[名](スル)先に立って導くこと。「白バイが—する」
せん‐どう【扇動/煽動】
[名](スル)気持ちをあおり、ある行動を起こすようにしむけること。アジテーション。「大衆を—する」
せん‐どう【船頭】
1 和船の船長。ふなおさ。 2 櫓(ろ)などを操って小舟を操る人。かこ。「渡し舟の—」 3 水軍の長。水手(すいしゅ)の長。
せん‐どう【羨道】
横穴式石室で、玄室に通じる道。えんどう。
せん‐どう【顫動】
[名](スル)小刻みにふるえ動くこと。「恐怖の神経の—している顔を」〈近松秋江・疑惑〉
船頭(せんどう)多(おお)くして船(ふね)山(やま)に上(のぼ)る
指図する人間が多いために統一がとれず、見当違いの方向に物事が進んでしまうたとえ。
せんどう‐おん【顫動音】
流れ出る呼気によって調音器官を細かくふるわせるようにして出す音。巻き舌で発音するラ行の子音など。震え音(おん)。
せんどう‐か【旋頭歌】
⇒せどうか(旋頭歌)
せんどうこうた【船頭小唄】
野口雨情作詞、中山晋平作曲による流行歌。大正10年(1921)ごろから関東大震災のあった大正12年にかけて大流行。俗称「枯れすすき」。
せんどう‐ざい【煽動罪】
文書や言動により人の感情に強く訴えて、特に違法な行為を決意させるか、またはすでに生じている決意を強めるようにあおりたてる罪。以前は治安維持法に、現在は破壊活動防止法などに処罰規定がある。