ぜったいこくぼう‐けん【絶対国防圏】
太平洋戦争中に日本が絶対に確保すべき領域として定めた地域。千島列島からマリアナ諸島・カロリン諸島・西部ニューギニアを経てビルマ(現ミャンマー)までを結ぶ線の内側。
ぜったい‐し【絶対視】
[名](スル)比較や対立を超越した存在であるとみなすこと。絶対的なものと考えること。
ぜったい‐しつど【絶対湿度】
1立方メートル中の水蒸気の質量。グラム数で表す。
ぜったい‐しゃ【絶対者】
哲学で、他の何ものにも依存せず、無制約的にそれ自身において存在する最高の超越的実在。絶対的なもの。無制約者。
ぜったい‐しゅぎ【絶対主義】
1 哲学で、絶対者または絶対的な真理や価値規準を認める立場。アブソリューティズム。⇔相対主義。 2 君主が絶対的権力をもって支配する専制的な政治形態。16〜18世紀のヨーロッパで、封建国家から近...
ぜったい‐しんくう【絶対真空】
⇒完全真空
ぜったい‐じょうしょうげんど【絶対上昇限度】
航空機が理論的にはそれ以上上昇できない高度。空気密度の低下により、エンジン出力が不足することによる。
ぜったい‐ぜつめい【絶体絶命】
どうにも逃れようのない、差し迫った状態や立場にあること。「—の苦境に追い込まれる」 [補説]「絶体」「絶命」はともに九星術でいう凶星の名。「絶対絶命」と書くのは誤り。
ぜったい‐たかさせいげん【絶対高さ制限】
市街地の景観や住環境を守るために建築物の高さの上限を定める規制。第1種・第2種低層住居専用地域では、建築物の高さは10メートルまたは12メートル以内に制限されている。→高度地区
ぜったい‐たすう【絶対多数】
1 議決などにおいて圧倒的多数であること。「与党が—を占める」 2 相対多数に対して、過半数を占めることをいう。投票数の過半数をいう場合と、投票権者の過半数をいう場合がある。単純多数。