ぜん【全】
[名] 1 欠けたところがないこと。すべてであること。 2 本の巻数や冊数などを表す語に先立って用い、その数ですべて、あるいはひとそろいであることを表す。「—三巻」「—五冊」 [接頭]名詞に...
ぜん【前】
[名]ある時点より早い時。順序として早く現れるほう。まえ。さき。 [接頭] 1 いまより一つまえの意を表す。「—議長」「—世紀」 2 現状になるまえの、の意を表す。「—近代的」 3 二つに分...
ぜん【善】
よいこと。道義にかなっていること。また、そのような行為。「—を積み、功を重ねる」「一日一—」⇔悪。
ぜん【禅】
1 《(梵)dhayānaの音写「禅那」の略。定・静慮と訳す》仏語。精神を集中して無我の境地に入ること。 2 「禅宗」の略。
ぜん【漸】
物事が少しずつ進むこと。「—を追って改善する」
ぜん【膳】
[名] 1 料理をのせて人に供する台。脚付きのものや、折敷(おしき)などがある。「—につく」 2 調えられた料理。また、食事。「10人分の—」 [接尾]助数詞。 1 食器に盛った飯を数えるの...
ぜん【然】
[接尾]名詞に付いて、そのもののようなようすであるということを表す。「紳士—とした人」
ぜん‐あく【善悪】
《連声(れんじょう)で「ぜんなく」「ぜんまく」とも》 [名]善と悪。よいこととわるいこと。また、善人と悪人。「—の区別」 [副]《「善であろうが悪であろうが」の意から》いずれにせよ。また、と...
善悪(ぜんあく)の生(しょう)を引(ひ)く
善悪の行為によって来世に善悪の生を受けることにいう。
善悪(ぜんあく)の報(むく)いは影(かげ)の形(かたち)に随(したが)うが如(ごと)し
《「旧唐書」張士衡伝から》善悪の行為に対する報いは、影が形に従うように、必ずあるものだ。