ぜん‐ぜん【前前】
[名]以前。かつて。「—より、ふとお見上げ申したものの言うのでは」〈鏡花・眉かくしの霊〉
[語素]日時・年月や配列・序列を示す語の上に付いて複合語をつくり、その前の前である意を表す。先々(せ...
ぜん‐ぜん【漸漸】
[ト・タル][文][形動タリ]事が少しずつ進んでいくさま。「砦柵(さいさく)を構て、—と城下に逼近(ひっきん)し」〈竜渓・経国美談〉
[副]だんだんに。徐々に。「—形勢を切迫させて来た」〈漱...
ぜんぜん【蠕蠕】
柔然(じゅうぜん)の異称。
ぜんぜん【鄯善】
中国天山南路南道の要衝にあって、前1世紀から5世紀にかけて栄えた古代オアシス国家。吐谷渾(とよくこん)に征服された。→楼蘭(ろうらん)
ぜん‐そう【全喪】
事業所が廃止・休止する際に、厚生年金から脱退すること。「—届」
ぜん‐そう【全総】
「全国総合開発計画」の略。
ぜん‐そう【前奏】
1 楽曲の初めに置かれた導入部分。歌曲で、歌の始まる前に伴奏楽器で奏される部分など。⇔後奏。 2 事件や物事の起こる前ぶれ。「破局の—」
ぜん‐そう【前相】
前ぶれ。前兆。「天下の災難を兼ねて知らする処の—かと」〈太平記・二〉
ぜん‐そう【前装】
銃身または砲身の前端の弾丸の出る所から弾薬を装塡(そうてん)すること。先込(さきご)め。「—銃」「—砲」⇔後装。
ぜん‐そう【禅僧】
1 禅宗の僧。 2 禅学を修め、座禅をする僧。