そう‐し【草紙/草子/双紙/冊子】
《「さくし(冊子)」の音変化か》 1 漢籍・和本などで、紙を綴(と)じ合わせた形式の書物。綴じ本。 2 物語・日記・歌書など、和文で記された書物の総称。 3 御伽(おとぎ)草紙・草(くさ)双紙な...
そう‐し【桑梓】
《昔、中国で、屋敷の垣根に桑と梓(あずさ)とを植え、養蚕や器具用として子孫に残したという「詩経」小雅・小弁の故事から》父母を敬い、ふるさとを思うこと。転じて、ふるさと。故郷。
そう‐し【掃司】
律令制で、後宮十二司の一。施設の管理・清掃などをつかさどった役所。かもりづかさ。
そう‐し【創始】
[名](スル)新たに物事をはじめること。また、物事のはじまり。「新式の技法を—する」「—者」
そう‐し【叢祠】
草むらなどにあるほこら。「—の露に御袖を片敷いて」〈太平記・五〉
そう‐し【叢誌】
多くの事柄を集めて記した記録、または雑誌。
そう‐し【繰糸】
[名](スル)煮た繭から糸をとって生糸にすること。また、その作業。「—工程」
そう‐し【宗祀】
尊びまつること。
そう‐し【宋詞】
中国の宋代に盛行した韻文の形式。
ぞう‐じ【造次】
《古くは「そうし」「ぞうし」とも》とっさの場合。ごく短い時間。「尊い神の道を奉じて—にも顛沛(てんばい)にも神の御恵を感謝せねばなりませぬ」〈魯庵・社会百面相〉