そえつ‐どうしゅう【楚越同舟】
仲の悪い者どうしが同じ場所・境遇にあること。呉越同舟。
そえ‐づかい【副へ使ひ】
正使に付き添っていく使者。副使(ふくし)。「院宣の—に西国へ下りたりければ」〈盛衰記・三八〉
そえ‐てがみ【添(え)手紙】
「添え状」に同じ。「名のきこえた画家が—をしてくれた」〈鏡花・眉かくしの霊〉
そえ‐に
[接]《「そゆゑ(其故)に」の音変化か》それゆえに。「—とてとすればかかりかくすればあな言ひ知らずあふさきるさに」〈古今・雑体〉
そえ‐に
[連語]…までも。…もまた。「年つもる雪とし聞けば今日—心とけてもいかが見ゆべき」〈弁内侍日記〉 [補説]「そへ」は動詞「添う」の名詞形「添え」か。「に」については格助詞・間投助詞その他の説もある。
そえ‐ばしら【添(え)柱】
柱のそばに、補強などのために添えて立てる柱。
そえ‐ふで【添(え)筆】
⇒添え書き1
そえ‐ぶみ【添(え)文】
「添え状」に同じ。
そえ‐もの【添(え)物】
1 主となるものに付け加えたもの。「宴会の—」 2 景品。おまけ。
そえ‐やく【添(え)役】
主役の補助をする役。