そ・す【過す】
[動サ四]動詞の連用形に付いて、その動作を度を過ごして熱心にする意を表す。しきりに…する。…しすぎる。「祝ひ—・しつと思ふ」〈かげろふ・中〉
そ・す【殂す】
[動サ変]貴人が死ぬ。お亡くなりになる。「バワリア王ルウドヰヒ第二世は、湖水に溺れて—・せられしに」〈鴎外・うたかたの記〉
そ・す【蘇す/甦す】
[動サ変]生き返る。よみがえる。「身体の死するは霊魂の去るなり、其—・するは霊魂の返るなり」〈田口・日本開化小史〉
そ‐すい【疎水/疏水】
1 灌漑(かんがい)・給水・発電などのため、土地を切り開いてつくった水路。「琵琶湖—」 2 水になじみにくいこと。水との親和性が弱いこと。⇔親水。
そすい‐き【疎水基】
水となじみにくい原子団。アルキル基・フェニル基などで、ベンゼンなどに親和性をもつので親油基ともいう。→親水基
そすい‐けつごう【疎水結合】
水に溶けにくい疎水性の分子が、水の分子にはじかれて集合する現象。疎水性分子間で相互に引力がはたらかなくても生じる。疎水効果。
そすい‐こうか【疎水効果】
⇒疎水結合
そすい‐コロイド【疎水コロイド】
分散媒である水とコロイド粒子との親和性が弱いコロイド。少量の電解質を加えると容易に凝結する。→親水コロイド
そすい‐せい【疎水性】
水と親和性が小さいこと。水と結びつきにくい、水に溶けにくい、また、物の表面で水が薄く広がらないで水滴となるなどの性質を持つこと。親油性。⇔親水性。
そ‐すう【素数】
1とその数以外に約数がない、1を除く正の整数。2・3・5・7…など無限にある。→合成数 [補説]100までの素数は、2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31、37、41、43、4...