そ‐や【征矢/征箭】
戦場で使う矢。狩り矢・的矢などに対していう。
そ‐や【初夜】
「しょや(初夜)」に同じ。「—といひしかども、夜もいたう更けにけり」〈源・若紫〉
そ‐や【粗野】
[名・形動]言動が下品であらあらしくて、洗練されていないこと。また、そのさま。「—な振る舞い」「—な育ち」
ぞ‐や
[連語]《古くは「そや」。係助詞「ぞ」+間投助詞「や」》 1 感動を込めて強く示す意を表す。…だなあ。…なのだよ。「この河は西国一の大河—」〈平家・九〉 2 多く、疑問語を伴って用いられる。…で...
そや・す
[動サ五(四)] 1 おだてあげる。そそのかす。「褒(ほ)め—・す」「横町も表もお前の手下だよと—・すに」〈一葉・たけくらべ〉 2 はやしたてる。ひやかす。「浮気烏と—・されて」〈浄・女腹切〉
そ‐やつ【其奴】
[代]三人称の人代名詞。相手に近い人、また話題の人をののしったりするのに用いる。そいつ。「—のしわざだ」