ぞく‐りょ【俗慮】
「俗念」に同じ。
ぞく‐りょう【俗了】
[名](スル)俗化してしまうこと。「よし玉えよし玉え、折角の清会を—してしまう」〈蘆花・黒潮〉
ぞく‐りょう【属僚】
下級役人の仲間。小役人。
ぞく‐りょう【属領】
本国に付属した領土。属領地。
ぞく‐るい【俗累】
世間の煩わしい事柄。「—の羈絏(きせつ)牢として絶ち難きが故に」〈漱石・草枕〉
ぞく‐るい【族類】
一族。同族。親族。
ぞく‐れい【俗礼】
俗世間の礼儀。
ぞく‐れい【属隷】
他の支配下にあること。付き従うこと。また、その人。
ぞく‐ろう【続労】
奈良時代、官職をもたない者を役所に勤務させ、位を継続させたこと。のち、財物を納めて勤務の代わりとした。しょくろう。
ぞく‐ろう【贖労】
平安時代、財物を官に納めて官位を得たこと。また、その財物。しょくろう。