たい‐こ【大戸】
1 大酒飲み。上戸(じょうご)。「盃上に置いて曰く、郎—と雖(いえど)も鯨口に非ず」〈服部誠一・東京新繁昌記〉 2 律令制で、大戸・上戸・中戸・下戸の四等戸の第一。一戸内に八人以上の正丁がいる戸。
たい‐こ【大呼】
[名](スル)《「だいこ」とも》大声で叫ぶこと。「路傍の石に坐して—して曰く」〈織田訳・花柳春話〉
たい‐こ【大故】
大きな不幸。父母の喪。「父の—に及ばんとするを報ず」〈織田訳・花柳春話〉
たい‐こ【大賈】
大商人。富裕な商人。豪商。「思い寄らぬ貴賓と—との来遊に会い」〈露伴・風流魔〉
たい‐こ【太古】
非常に遠い昔。大昔。有史以前。
たい‐こ【太湖】
中国江蘇省にある淡水湖。面積2428平方キロメートル。タイフー。
たい‐こ【太鼓】
1 打楽器の一。木製・金属製などの胴の両面または片面に皮などを張ったもの。桴(ばち)や手で打ち鳴らす。 2 「太鼓持ち」の略。 3 「御太鼓結び」の略。
タイ‐こ【タイ湖】
《Ho Tay》ベトナムの首都ハノイにある湖。市街北部に位置し、ハノイで最も大きく、市民の憩いの場となっている。湖岸に西湖府、鎮国寺がある。西湖。
たいこ‐いしゃ【太鼓医者】
医術がへたで、人の機嫌をとって世を渡る医者。
たい‐こう【大公】
1 ヨーロッパの君主の一門の男子をいう語。 2 ヨーロッパの小国の君主をいう語。その国を大公国という。「ルクセンブルク—」 [補説]作品名別項。→大公