したた‐か【強か/健か】
[形動][文][ナリ] 1 粘り強くて、他からの圧力になかなか屈しないさま。しぶといさま。「世の中を—に生きる」「—な相手」 2 強く、しっかりしているさま。「—な後見役」「—な造りの家」 3...
如何(どう)致(いた)しまして
1 相手の礼・わび・称賛などの言葉に対して、丁寧に打ち消しながら返すあいさつの言葉。「『たいへんお世話になりました』『—』」 2 相手の思っていることが事実とまったく反するときに用いる言葉。「—...
たい‐そう【大層】
[形動][文][ナリ] 1 程度や分量がはなはだしいさま。たいへん。ひどい。「—な暑さ」「—な剣幕で怒りだす」 2 おおげさなさま。ぎょうさん。「つまらないことを—に言う」 3 大規模なさま。...
とつとつ‐かいじ【咄咄怪事】
1 たいへん奇怪な事柄。 2 たいへんにけしからぬこと。
蟻(あり)の一穴(いっけつ)天下(てんか)の破(やぶ)れ
大事は、ほんのささいなことから起こる。ちょっとしたことが原因で、たいへんなことになる。
よ‐の【世の】
[連語]《天下周知の、の意から、程度のはなはだしいさまを表す》たいへんな。この上ない。「—痴(し)れ者かな」〈徒然・四一〉
雲(くも)一(ひと)つない
空がすっかり晴れて、たいへん天気がよいことのたとえ。
結構(けっこう)毛(け)だらけ猫(ねこ)灰(はい)だらけ
たいへん結構だ、の意をふざけていう言葉。
くっ‐きょう【究竟】
《「くきょう」の促音添加》 [名・形動] 1 きわめて力の強いこと。すぐれていること。また、そのさま。屈強。「跡に残ったのは—の若者ばかりである」〈鴎外・阿部一族〉 2 たいへん好都合であるこ...
ここ‐ら【幾許】
[副] 1 数量の多いさま。たくさん。多く。「—のおほやけ人に見せて恥を見せむ」〈竹取〉 2 程度のはなはだしいさま。たいへん。非常に。「立ち寄れば梅の花笠匂ふのもなほわび人は—濡れけり」〈宇津...