たけとり‐の‐おきな【竹取翁】
竹取物語に登場する人物で、竹を取るのを業とする老人。
たけとりのおきなのものがたり【竹取翁物語】
竹取物語の異称。
たけとりのおきなのものがたりかい【竹取翁物語解】
江戸後期の注釈書。6巻。田中大秀(たなかおおひで)著。文政9年(1826)成立、天保2年(1831)刊。竹取物語の注釈の諸説を集成・統一した精細なもの。
たけとりものがたり【竹取物語】
平安初期の物語。1巻。作者・成立年未詳。竹取翁(たけとりのおきな)によって竹の中から見いだされ、育てられたかぐや姫が、五人の貴公子の求婚を退け、帝の召命にも応じず、八月十五夜に月の世界へ帰る。仮...
たけ‐とんぼ【竹蜻蛉】
玩具の一。プロペラ状に削った竹の中心に軸を挿して、両手で回転させて飛ばして遊ぶ。
たけ‐なが【丈長】
[名・形動] 1 丈が長いこと。衣服などが身長に比べて長いこと。また、そのさま。「—な(の)髪」「和服を—に着付ける」 2 「丈長奉書」の略。 3 丈長奉書や杉原紙などを畳んで、元結の上に飾りに...
たけ‐ながし【竹流し】
1 水を通して砂金などを沈殿させるために設けた竹製の樋(とい)。 2 室町末期から戦国時代にかけて、竹を二つに縦割りにした形状の鋳型に溶かした金銀を流し込んでつくった秤量(ひょうりょう)貨幣。竹...
たけなが‐ほうしょ【丈長奉書】
質が厚くて糊(のり)けがなく、普通より長い奉書紙。縦1尺6寸(約48センチ)、横2尺3寸(約70センチ)のもの。丈長。
丈(たけ)なす
身長と同じくらいの長さである。「—黒髪」
たけなわ【酣/闌】
[名・形動]行事・季節などが最も盛んになった時。盛りが極まって、それ以後は衰えに向かう時。また、そのようなさま。真っ盛り。真っ最中。「酒宴は今が—だ」「春—な(の)山野に遊ぶ」「齢(よわい)—」