たしな・む【窘む】
[動マ四]苦しむ。なやむ。辛苦する。「行きてさまよひ、居てなげき、昼も夜も—・みて」〈出雲国風土記〉 [動マ下二]「たしなめる」の文語形。
たしな・める【窘める】
[動マ下一][文]たしな・む[マ下二] 1 よくない点に対して注意を与える。いましめる。「不作法を—・める」 2 苦しめる。なやます。「外国人を追払わんとし、却て其夷狄(いてき)に—・めらるる」...
たし‐に
[副]しっかりと。十分に。たしかに。「—は率(ゐ)寝ず」〈記・下・歌謡〉
た‐しぶ【田渋】
田の水あか。
たし・ぶ【嗜ぶ】
[動バ四]「嗜(たし)む」に同じ。〈名義抄〉
たし‐まえ【足し前】
不足を補うこと。また、そのために必要な分量や金額。「費用の—を出す」
たしみ‐だけ【た繁み竹】
生い茂っている竹。「本には、い組竹生(お)ひ、末(すゑ)へには—生ひ」〈記・下・歌謡〉
たし・む【嗜む】
[動マ五(四)]このむ。すく。たしなむ。たしぶ。「御米は又酸いものを—・む人となった」〈漱石・門〉
た‐しゃ【他社】
ほかの会社。「同業—」⇔自社。
た‐しゃ【他者】
1 自分以外のほかのもの。他人。 2 哲学で、あるものに対する他のもの(他のあるもの)。自己に対してある何かあるもの。⇔自己。