ひ‐すい【翡翠】
1 カワセミの別名。雄が翡、雌が翠。 2 カワセミの羽の色。美しく光沢のある髪の色などにたとえる。翡翠色。 3 つやのある緑色の硬玉。また、硬玉と軟玉の総称。主に翡翠輝石からなり、美しさをカワセ...
ひゃく‐らい【百雷】
数多くのかみなり。非常に大きな音や声にたとえる。「—の一時に落ちたような地響き」
ひ‐きょう【比況】
1 他とくらべて、それにたとえること。 2 文法で、動作・状態などを他とくらべ、たとえていう言い方。文語では助動詞「ごとし」「やうなり」、口語では「ようだ」などをいう。「—助動詞」
みた◦ようだ【見たようだ】
[連語]《動詞「みる」の連用形+完了の助動詞「た」+比況の助動詞「ようだ」》 1 似たものとしてたとえる意を表す。「縛られては居ないが同心を—◦ような者が付て脇屋が廊下を通って行った」〈福沢・福...
びょう‐すい【瓶水】
瓶の水。瓶を師にたとえ、水を仏法の奥義にたとえる。「弘法大師…、青竜寺の大和尚に謁して、三密五智の—を受く」〈盛衰記・二四〉
みる◦ようだ【見るようだ】
[連語]《動詞「みる」の連体形+比況の助動詞「ようだ」。近世江戸語》似たものとしてたとえる意を表す。「洗ひ粉の看板を—◦やうに、顔と手先ばかり白い女がゐらあ」〈滑・膝栗毛・初〉 [補説]近世後期...
に‐そ【二鼠】
仏語。白・黒の2匹のネズミ。昼夜・日月などにたとえる。
よそえ【寄へ/比へ】
なぞらえること。たとえること。比較。「折りに合はぬ—どもなれど」〈源・野分〉
よそえ‐もの【寄へ物】
なぞらえるもの。たとえるもの。「『これもよい—がござる』『何によそゆるぞ』」〈虎寛狂・萩大名〉
ゆ【喩】
[常用漢字] [音]ユ(呉)(漢) [訓]たとえ たとえる 他の例を引いて、ある意味・内容をさとらせる。たとえ。「引喩・隠喩・換喩・直喩・提喩・比喩・諷喩(ふうゆ)」