タイポグリセミア‐げんしょう【タイポグリセミア現象】
単語の文字順が変わっても、語頭と語末の文字が正しければ、問題なく読めてしまう現象。たとえば「はめじしまて」という文字列を、多くの人は「はじめまして」と認識する。認知科学的には、人間は個々の文字の...
ちょう‐ろ【朝露】
朝方におりた露。あさつゆ。また、人生などのはかないことを、消えやすい朝の露にたとえていう語。「人生は—の如(ごと)し」「電光—」
ち‐らい【地雷】
1 ⇒じらい(地雷) 2 地上の雷声。怒濤(どとう)の響きなどにたとえていう語。「大道轟き—の如し」〈浮・永代蔵・一〉
ちょ‐ぼく【樗木】
《樗(おうち)が用途の少ない木であるところから》役にたたない木。また、無用なもののたとえ。
塵(ちり)も積(つ)もれば山(やま)となる
《「大智度論」九四から》ごくわずかのものでも、数多く積もり重なれば高大なものとなることのたとえ。
ちょうめい‐しり【朝名市利】
《「戦国策」秦策から》朝廷で名誉を争い、市井で利益を争うこと。物事を争うには、それにふさわしい場所で争うべきであるというたとえに用いる。
ちり‐あくた【塵芥】
ちりと、あくた。値うちのないもの、つまらないものなどのたとえ。ごみくず。
塵(ちり)を望(のぞ)んで拝(はい)す
《晋の石崇が、主君の外出のたびに、その車が塵を上げて走り去るのをはるかに望んで拝んだという、「晋書」石崇伝に見える故事から》貴人の車馬が走り去るのを見送って礼拝する。長上にへつらうことのたとえ。
ちょうよう‐ぼぶん【朝蠅暮蚊】
《韓愈「雑詩」から》とるに足りない小人物がはびこることのたとえ。
ちょう‐ふう【長風】
非常に遠くから吹いてくる風。また、遠くまで吹いていく強い風。勢いの盛んなことにたとえていう。「薩長土肥は輿論の—に駕して」〈小林雄七郎・薩長土肥〉