ちりっ‐ぱ【塵っ葉/塵っ端】
《「ちりっぱ一つ」などの形で、あとに打消しの語を伴って用いる》塵を強めていう語。また、きわめて小さい物事や、ごくわずかのもののたとえ。「—一つも軽んぜずに研究する厳粛な態度は」〈風葉・青春〉
ちょう‐たく【彫琢】
[名](スル) 1 宝石などを、加工研磨すること。「たとえ小粒でも適当な形に加工—したものは燦然(さんぜん)として」〈寅彦・自由画稿〉 2 詩文などを練り上げること。「字句を修飾したり、—したり...
提灯(ちょうちん)に釣(つ)り鐘(がね)
《形は似ているが比較にならないところから》つりあいがとれないことのたとえ。
提灯(ちょうちん)で餅(もち)を搗(つ)・く
自分の思うようにならないことのたとえ。
提灯(ちょうちん)程(ほど)の火(ひ)が降(ふ)る
ひどく生計が苦しいさま、ひどく貧乏なさまのたとえ。
ちょう‐ど【丁度】
[副]《「丁(ちょう)と」からできた語か。「丁度」は当て字》 1 ある基準に、過不足なく一致するさま。きっかり。ぴったり。きっちり。「—約束の時間に着く」「ブラジルは—日本の裏側にある」 2 あ...
提灯(ちょうちん)を持(も)・つ
ある人の手先となってその人をほめてまわるたとえ。
塵塚(ちりづか)に鶴(つる)
つまらない所に、不似合いにすぐれたものがあることのたとえ。掃き溜(だ)めに鶴。
ちんぎん‐どれい【賃金奴隷】
《wage slave》賃金にしばりつけられて働かされている資本主義下の労働者を、奴隷にたとえていった語。
ちょう‐じん【鳥人】
飛行家、または、スキーのジャンプ競技の選手を空飛ぶ鳥にたとえた語。