旅(たび)は情(なさ)け人(ひと)は心(こころ)
旅では人の情けが何よりもありがたく感じられるし、また、人は心の持ち方が最も大切である。
旅(たび)は道連(みちづ)れ世(よ)は情(なさ)け
旅では道連れのあることが心強く、同じように世を渡るには互いに情けをかけることが大切である。
たび‐びと【旅人】
旅行をしている人。旅行者。
たびびとかえらず【旅人かへらず】
西脇順三郎の詩集。昭和22年(1947)刊行。
たびびと‐ざん【旅人算】
文章題の一。二人の旅人の歩く速さ・時間・距離の三つの関係をもとに、出会ったり追いついたりするのに要する時間や距離を求める計算。
たびびと‐の‐き【旅人の木】
オウギバショウの別名。りょじんぼく。
たびびとばしょう【旅人芭蕉】
荻原井泉水による俳論。大正12年(1923)刊。大正14年(1925)には続編も刊行された。
たび‐まくら【旅枕】
旅先で眠ること。旅寝。「—を重ねる」「郭公(ほととぎす)その神山の—ほの語らひし空ぞ忘れぬ」〈新古今・雑上〉
たび‐まね・し【度遍し】
[形ク]度数が多い。頻繁である。間断がない。「夜のほどろ出でつつ来(く)らく—・くなれば我(あ)が胸切り焼くごとし」〈万・七五五〉
たび‐まわり【旅回り】
興行や商売をして各地を回ること。また、その人。「—のサーカス団」