たま‐きび【玉黍】
1 トウモロコシの別名。 2 タマキビガイの別名。
たまきび‐がい【玉黍貝】
タマキビガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁上に群生し、貝殻は球状の円錐形。乾燥に強い。たまきび。
たまき‐やま【玉置山】
奈良県南部、吉野郡十津川村にある山。標高1076メートル。大峰山脈最南端、十津川と北山川の合流点北側に位置する。大スギで知られるほか、9合目に「熊野三社の奥の院」ともいわれる玉置神社がある。
たま‐きゅうりょう【多摩丘陵】
関東地方南西部、多摩川と境川との間の丘陵。西は高尾山麓から東は横浜市まで伸びる。宅地化が進行。
たまき‐りゅう【玉置流】
和様書道の流派の一。御家流(おいえりゅう)の分派で、玉置半助を祖とする。
たま‐きわる【魂極る】
[枕]「命」「世」「うち(現)」「わ」などにかかる。語義・かかり方未詳。「—命惜しけどせむすべもなし」〈万・八〇四〉 「—宇智(うち)の大野に」〈万・四〉 [補説]語義は「魂きはまる」で生まれて...
たまぎく‐どうろう【玉菊灯籠】
玉菊の追善のため新吉原で引手茶屋の軒ごとに掛け連ねた盆灯籠。年中行事の一つとなった。
たま‐ぎぬ【玉衣/珠衣】
玉を飾ったような美しい衣服。りっぱな衣服。たまごろも。「白妙の露の—上にきてからなでしこの花やねぬらん」〈夫木・九〉
たま‐ぎぬ【玉絹】
縦糸に生糸または玉糸、横糸に玉糸を用いて平織りにした絹織物。埼玉・福島・群馬県などの産。
たまぎぬ‐の【玉衣の】
[枕]美しい衣服のきぬずれの音から、その擬声語「さゐさゐ」にかかる。「—さゐさゐしづみ家の妹(いも)に」〈万・五〇三〉