元(もと)の木阿弥(もくあみ)
いったんよくなったものが、再びもとの状態に戻ること。 [補説]戦国時代の武将筒井順昭が病死した時、死を隠すために、その子順慶が成人するまで、声の似ていた木阿弥という男を寝所に寝かせて外来者を欺き...
ようじん‐ぼう【用心棒】
1 護衛のために身辺につけておく者。「—を雇う」 2 閉めた戸を内側から押さえておく棒。しんばりぼう。 3 万一のときに身を守るために、手もとに用意しておく棒。
やく‐せき【薬石】
《「石」は「砭(いしばり)」で、古代の医療器》 1 いろいろの薬や治療法。「—効なく永眠する」 2 身のためになる物事のたとえ。「—の言」 3 禅寺で、非時(ひじ)の戒を守って夕食をとらなかった...
よび‐みず【呼(び)水】
1 ポンプの水が出ないとき、またはポンプで揚水するとき、水を導くために外部から入れてポンプ胴内に満たす水。誘い水。 2 ある事柄をひきおこす、きっかけ。誘い水。「不用意な発言が議会混乱の—となる...
よ‐まわり【夜回り/夜廻り】
夜、警備のために所定の地域や建物内を見回ること。特に、冬の夜、火災防止のために拍子木などを打ちながら町内を見回ること。また、その人。夜警。夜番。《季 冬》
ポマンダー【pomander】
香り玉。におい玉。室内や自動車の内部を、良い香りで満たすために用いられる。昔は、疫病よけや防臭のために、細かい穴のあいた金属製の小箱に入れて携帯した。
ほきゅうしえん‐とくべつそちほう【補給支援特別措置法】
テロリストや武器の移動を阻止するために諸外国の軍隊がインド洋を航行する船舶に対して行う検査・確認等の措置(テロ対策海上阻止活動)を支援するために、海上自衛隊を派遣し、給水・給油等の活動を行うこと...
ノン‐スクランブル
《(和)non+scramble》有料放送の番組の中で、傍受防止措置(スクランブル)をかけていない放送のこと。通常は、盗視聴防止のために波長を変えて電波を流し、受信契約を結んだ有料受信者のみに受...
ひざ‐あて【膝当て】
ひざを保護するために覆うもの。また、ズボンのひざの部分に補強のために当てる布きれ。
ひ‐うち【火打ち/燧】
1 火打ち石と火打ち金(がね)とを打ち合わせて火を出すこと。また、その道具。 2 建築で、ひずみを防ぐために、水平面上で直交する部材の隅に斜めにかける補強材。 3 ぶっさき羽織の背の縫い目の裂け...