ばく【漠】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 はてしなく広々としているさま。「—たる荒野」 2 とりとめがなくはっきりしないさま。「—とした不安」
はいばん‐ろうぜき【杯盤狼藉】
[ト・タル][文][形動タリ]酒宴が終わったあと、杯や皿鉢などが席上に散乱しているさま。「電気灯が—たる紫檀の食台(ちゃぶだい)の上に輝いている」〈荷風・腕くらべ〉
のび‐のび【伸び伸び/延び延び】
[名・形動](延び延び)物事が何度も先に延ばされること。また、そのさま。「雨で試合が—になる」「返事が—になる」 [副](スル) 1 (伸び伸び)すくすく伸びるさま。「輝く春の日の下に青草が...
バイタルサイン‐センシング【vital signs sensing】
心拍・脈拍・血圧・心電・血中酸素濃度などを各種センサーによって測定する技術。従来の臨床現場における患者の病態把握に加え、健常者が同技術を組み込んだウエアラブル端末を装着し、バイタルサインを常時計...
なり‐わた・る【鳴(り)渡る】
[動ラ五(四)] 1 音があたり一面に響きわたる。「号砲が—・る」 2 名が広く世に知れわたる。評判になる。「名声が—・る」
なま・ける【怠ける/懶ける】
[動カ下一][文]なま・く[カ下二] 1 なすべきことをしない。働かない。ずるける。「仕事を—・ける」 2 元気がなくなる。力がなくなる。「旅人を乗せたる馬士(まご)—・けたる声にて」〈滑・膝栗...
とう‐とう【丁丁】
[ト・タル][文][形動タリ]斧(おの)で木を切る音やくいを打つ音の響きわたるさま。「—と白檀(びゃくだん)を伐(う)つ斧の音」〈白秋・蟻〉
とう‐ばん【当番】
順送りに仕事の番に当たること。また、その番に当たる人。「炊事—」
時(とき)に当(あ)た・る
1 その時にさしあたる。その時にのぞむ。「近衛院に位を奪はれたりしかば…—・って恥辱を抱く」〈保元・上〉 2 ふさわしい時期になる。「その上今の相国は、—・る職に達し、世に聞こえたる才幹なり」〈...
どう‐どう【堂堂】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 りっぱで威厳のあるさま。「—たる邸宅」「—とした態度」 2 なんの隠しだてもないさま。こそこそしないさま。「正面切って—と戦う」「白昼—」