みぶん‐そうぞく【身分相続】
人の身分上の地位の相続。民法旧規定の家督相続がこれにあたる。→財産相続
み‐まが・う【見紛う】
[動ワ五(ハ四)]見まちがえる。見あやまる。「海かと—・う大湖」
[動ハ下二]
に同じ。「いづくともなく雪の降り置きたるに—・へられ」〈枕・四〇〉
み‐み【身身】
1 (「身身となる」の形で)身二つになること。出産すること。「舟のうちの住まひなれば静かに—と成らん時もいかがはせん」〈平家・九〉 2 各自のからだ。その身その身。「おのが—につけたるたよりども...
耳(みみ)に釘(くぎ)
聞いている相手の急所をつくこと。「何心なくいふ詞、姫君の—、むっとしたる御顔付」〈浄・時頼記〉
み‐もい【御水】
《「もい」は、元来、水をいれる器の意》水。「飛鳥井は、—も寒し、とほめたるこそをかしけれ」〈枕・一六八〉
みゃく‐みゃく【脈脈】
[ト・タル][文][形動タリ]長く続いて絶えないさま。また、力強く活動を続けているさま。「民族の伝統が—と息づいている」
みやぎ【宮城】
東北地方中部の県。太平洋に面する。県庁所在地は仙台市。もとの陸前の大部分と磐城(いわき)の一部にあたる。人口234.8万(2010)。
みやこ‐がた【都方】
都の方角。特に、京都の方。「これは—より出でたる僧にて候」〈謡・八島〉
みやざき【宮崎】
九州地方南東部の県。日向灘(ひゅうがなだ)に面する。もとの日向の大部分にあたる。人口113.5万(2010)。
宮崎県南東部の市。県庁所在地。宮崎平野南部の大淀川河口域に位置し、商業が発達。...
みやづかえ‐どころ【宮仕へ所】
宮仕えをする所。宮中などの奉公先。「家にても—にても、会はでありなむと思ふ人の来たるに」〈枕・二八〉