は‐おと【歯音】
1 歯で物をかむ音。 2 下駄(げた)の歯の地面に当たる音。
はかま‐ごし【袴腰】
1 袴の腰にあたる部分。男子用には台形の腰板を入れる。 2 鐘楼・鼓楼の下層の末広がりになった部分。 3 台形をしたもの。土手の断面や、行灯(あんどん)の下半分などにいう。
はきつけ‐かべ【掃(き)付け壁】
小箒(こぼうき)でモルタルを掃き付け、荒い表面を作り出した壁。
はこ・ゆ
[動ヤ下二]衣の裾を折りからげる。「ひき—・えたる男児(をのこご)」〈枕・一四四〉 [補説]活用はハ行とする説もある。→引きはこゆ
はこべ【繁縷/蘩蔞】
ナデシコ科の越年草。道端などに生え、高さ10〜30センチ。茎は斜め上に伸び、緑色で柔らかく、卵形の葉が対生する。春から夏にかけ、多数の白い花をつける。花びらは5枚で、深く二つに裂ける。春の七草の...
はこ‐まわし【箱回し】
1 「箱屋2」に同じ。「大阪の—や遊女(こども)の男衆は」〈近松秋江・別れたる妻に送る手紙〉 2 操り人形の一種で、首に箱をつるし、その上で小さな人形を操るもの。また、その人。傀儡師(かいらいし)。
パケット【packet】
1 小包み。小さな束。小荷物。 2 データ通信で、細かく分割されて通信に必要な制御情報を付与されたデジタル情報のひとまとまりの単位。→パケット通信
パケット‐つうしん【パケット通信】
《packet communication》データ通信で、データをパケットとよばれるデジタル情報のひとまとまりの単位に分割し、送受信すること。パケットには送信先の情報や誤り訂正のための符号、デー...
はぐん‐せい【破軍星】
北斗七星の第七星、柄の先端にあたる星。陰陽道(おんようどう)では、その星の指し示す方角を万事に不吉として忌んだ。破軍。
はく【薄】
[常用漢字] [音]ハク(漢) [訓]うすい うすめる うすまる うすらぐ うすれる すすき 〈ハク〉 1 厚みが少ない。「薄氷・薄片/希薄・厚薄」 2 数量などが少ない。乏しい。「薄給・薄幸...