はたし‐て【果(た)して】
[副] 1 結末が予期したとおりであるさま。思ったとおり。案の定。「—みごとにやってのけた」 2 (下に仮定の表現を伴って)本当に。「—然らば真実は君の言うとおりだろう」 3 (下に疑問を表す語...
はいぼく‐しゅぎ【敗北主義】
勝利・成功の手だてを念頭におかず、初めから敗北・失敗するだろうと考えて事にあたる考え方や態度。
ばや
[終助]動詞・動詞型活用の助動詞の未然形に付く。 1 話し手自身の願望を表す。…たらなあ。…たい。「これをかの北の方(かた)に見せ奉ら—」〈かげろふ・中〉 2 話し手自身の意志を表す。…う。…よ...
花(はな)が咲(さ)・く
1 時節がきて栄える。「いつか—・く日もくるだろう」 2 それからそれへと、にぎやかに続く。「昔話に—・く」
はんじつ‐かそう【反実仮想】
文法で、事実と反対のことを想定すること。「もし〜だったら…だろうに」のような言い方。
ひ‐ならず【日ならず】
[副]いく日もたたないうちに。近いうちに。まもなく。「—完成をみるだろう」
人(ひと)もあろうに
《よりによって、わざわざ不適当な人を選んでしまったという意》ほかに適当な人もいるだろうに。
ひ‐じょう【非常】
[名]普通でない差し迫った状態。また、思いがけない変事。緊急事態。「—を告げる電話の声」「—持ち出しの荷物」 [形動][文][ナリ] 1 並の程度でないさま。はなはだしいさま。「—に悲しい」...
びくさだ【比丘貞】
狂言。一人息子の元服親になってほしいと頼まれた老尼は、自分の通称の「庵」をとって庵太郎(あんだろう)とつけ、名のりも自分の比丘と相手の家の通り字の「貞」を合わせて比丘貞とつける。
みゃく【脈/脉】
1 動物の体内で血液が流通する管。血管。 2 脈拍。「—が乱れる」 3 《医師が患者の脈拍をみて病状を診断するところから》先の望み。見込み。「そうすれば又…—を取りかえす工夫もあるだろう」〈独歩...