だえん‐きどう【楕円軌道】
天体や人工天体がとる軌道のうち、恒星・惑星・衛星などの天体を中心とする、離心率が0から1の間の楕円を描く軌道の総称。
だえんきどう‐の‐ほうそく【楕円軌道の法則】
惑星の運動に関するケプラーの第一法則。→ケプラーの法則
だえん‐きょくせん【楕円曲線】
三次式、y2=ax3+bx2+cx+dで表され、右辺を零とする重根をもたない代数曲線。名称は、積分により楕円の周長を求める際に用いられる関数と同じ形式であることに由来し、楕円を表す方程式とは異なる。
だえんきょくせん‐あんごう【楕円曲線暗号】
楕円曲線を用いた公開鍵暗号の総称。解を得ることが困難な楕円曲線上の離散対数問題の数学的な性質に基づく。ECC(elliptic curve cryptosystem)。
だえん‐ぎんが【楕円銀河】
形による銀河の分類の一。渦巻き構造がなく、楕円状に見える銀河。形は円形から扁平(へんぺい)なものまで、質量も極めて大きいものから小さいものまである。星間物質はほとんどなく、種族Ⅱの星からなる。楕...
だえん‐けい【楕円形】
楕円状をなす形、あるいは、それに近い形。
だえん‐せいうん【楕円星雲】
⇒楕円銀河
だえん‐たい【楕円体】
楕円面によって囲まれている立体。
だえん‐の‐てつがく【楕円の哲学】
⇒楕円の理論
だえん‐の‐りろん【楕円の理論】
大平正芳が唱えた政治理念。国や社会は中心が1つの円でなく、2つの焦点2を持つ楕円のような在り方だと安定するとした。保守・革新、タカ派・ハト派など、対立する思潮がともに牽制しつつ共存することで、全...