ちか‐ま【近間】
あまり離れていない場所。近所。「買物はなるべく—で済ませる」
ちか‐まさり【近優り】
[名](スル)離れているときよりも、近くにいるときのほうが、よく見えたり感じられたりすること。⇔近劣り。「俊三の想って居たにも増して—する親切に」〈木下尚江・良人の自白〉 「聞こしめししにも、こ...
ちかまつ【近松】
姓氏の一。 [補説]「近松」姓の人物近松秋江(ちかまつしゅうこう)近松徳三(ちかまつとくぞう)近松半二(ちかまつはんじ)近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)
ちかまつ‐き【近松忌】
近松門左衛門の忌日。陰暦11月22日。巣林子忌(そうりんしき)。巣林忌。《季 冬》「けふも亦心中ありて—/虚子」
ちかまつしんじゅうものがたり【近松心中物語】
秋元松代の戯曲。副題「それは恋」。昭和54年(1979)、蜷川幸雄の演出にて初演。近松門左衛門による世話物の作品群をモチーフに、男女の悲恋を描く。同年の菊田一夫演劇賞演劇大賞を受賞。
ちかまつものがたり【近松物語】
溝口健二監督による映画の題名。昭和29年(1954)公開。近松門左衛門の「大経師昔暦」を基に川口松太郎が書いた戯曲「おさん茂兵衛」を映画化したもの。出演、長谷川一夫、香川京子、南田洋子ほか。第5...
ちか‐まわり【近回り】
[名](スル) 1 近道を通って行くこと。「—して駅に行く」 2 近くのあたり。近辺。「—へだけ独りででも出掛けられる母親は」〈白鳥・牛部屋の臭ひ〉