ちら‐め・く
[動カ五(四)]「ちらつく」に同じ。「—・く裸灯(はだかび)に頻りと瞬きばかりしていた」〈里見弴・多情仏心〉
ちらり
[副] 1 瞬間的に見たり見えたりするさま。「—と流し目をする」「—と顔を見せただけ」 2 わずかに聞こえたり聞いたりするさま。「—と耳にした話」
ちらり‐ズム
ちらっと見せること。ホステスやストリッパーがお色気を発散させて、ちらりと裾をのぞかせたところからできた語。
ちらり‐ちらり
[副]「ちらちら」に同じ。「横顔を—(と)盗み見る」「うわさを—(と)耳にする」
ちらり‐ほらり
[副] 1 「ちらほら」に同じ。「梅の花が—(と)咲きはじめる」「友の消息が—(と)耳に入る」 2 小さな花びらなどが、ゆっくりとまばらに飛び散るさま。「桜の花びらが—(と)風に舞う」 3 すば...
ち‐らん【治乱】
世の中が治まることと乱れること。「—興廃」「弓馬の家にうまれたからは—の首尾をうかがって天下に旗をあげ」〈谷崎・盲目物語〉
チラー【chiller】
水などの液体を循環させて、熱源の冷却または温度調節をする機器の総称。理化学機器や食品加工などの産業機器の分野で用いられる。冷却水循環装置。
チラース【Chilas】
パキスタン北部、ギルギットバルティスターン州南端の町。インダス川南岸、カラコルムハイウエー沿いに位置する。川沿いの花崗岩の表面に先史時代から10世紀頃までに描かれた、仏教ゆかりの車輪やジャータカ...
ちり
白身魚・野菜・豆腐などを湯で煮て、ポン酢醤油をつけて食べる鍋料理。鯛(たい)ちり・鱈(たら)ちり・河豚(ふぐ)ちりなど。ちり鍋。
ちり【散り】
1 建築で、二つの材面がわずかにずれた部分。 2 製本で、表紙が中身よりはみ出ている部分。上製本でみられる。 3 散ること。また、散らしたもの。「この夕(ゆふへ)降り来る雨は彦星の早漕ぐ舟の櫂(...