ごしん‐じゅつ【護身術】
他人から危害を加えられた際に自分の身を守るためのわざ。積極的に相手に攻めかかるのではなく、相手が攻撃しにくい距離を保つ、つかまれた腕を振り払う、道具による攻撃を制するなど、受け身のわざが中心とな...
ごぜん‐ばん【御膳番】
主君の食事のことをつかさどる役。「—は不調法なれど、わたしらに仰せ付けられませ」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
ご‐せっけ【五摂家】
鎌倉時代以後、摂政・関白に任じられる五つの家柄。藤原北家の流れで、近衛(このえ)・九条・二条・一条・鷹司(たかつかさ)の五家。五門。
ごそう‐し【御葬司】
奈良・平安時代、大葬の一切の事務をつかさどった臨時の官。
こ‐だい【誇大】
[名・形動](スル) 1 実際以上に大げさに言ったり考えたりすること。また、そのさま。「—な宣伝」「—に考える」 2 誇ること。自慢すること。過信すること。「自分を—して取り返しのつかない死出の...
こそっ‐と
[副]人目につかないようにするさま。こっそりと。「—耳打ちする」
こそ‐こそ
[副](スル) 1 人目につかないように物事をするさま。こっそり。「—(と)出ていく」「陰で—するな」 2 物が軽くすれ合ったりして、かすかに音のするさま。かさこそ。「手を—とすりて」〈宇治拾遺...
こつ‐まく【骨膜】
硬骨の表面を覆う結合組織の膜。外層は血管に富み、内層に造骨細胞があって、骨の保護・栄養・成長・再生をつかさどる。
ごつん
[副]重い物が強く当たってたてる音、また、そのさまを表す語。「こつん」より強く大きい感じを表す。「車が電柱に—とぶつかった」
ごふく‐どころ【御服所】
平安時代、中務(なかつかさ)省の内蔵寮(くらりょう)に属し、天皇などの衣服を調進した所。院や摂関・大臣・将軍家にも置かれた。