くくり‐つ・ける【括り付ける】
[動カ下一][文]くくりつ・く[カ下二]ひもなどで他のものに縛りつける。また、比喩的に行動の自由を奪う。「荷物を車の荷台に—・ける」「一週間も一つ所に—・けられなければならない現在の自分」〈漱石...
口(くち)を付(つ)・ける
器などに口を触れる。また、飲食を始める。「ちょっと—・けただけで箸(はし)をおいた」
くっ‐つ・ける【くっ付ける】
[動カ下一] 1 物と物とをすきまなくぴったりつける。「のりで—・ける」 2 中心となるもののそばに置く。また、関連させる。「見本に詳しい説明を—・ける」 3 味方に加える。つき従わせる。「中立...
首(くび)に縄(なわ)を付(つ)・ける
いやがる者を無理矢理連れて行こうとする。
けちを付(つ)・ける
1 縁起が悪いと感じるようなことを、言ったりしたりする。「せっかくの門出に—・ける」 2 欠点を見つけて悪く言う。難癖をつける。「あれこれ—・けて縁談を断る」
け‐つ・ける【蹴付ける】
[動カ下一][文]けつ・く[カ下二]強くける。けりつける。「—・けてお出額(でこ)を打毀(ぶっか)いた義(わけ)じゃないさ」〈紅葉・多情多恨〉
けりを付(つ)・ける
結末をつける。決着をつける。「論争に—・ける」
こぎ‐つ・ける【漕ぎ着ける】
[動カ下一][文]こぎつ・く[カ下二] 1 舟を漕いで目的の場所に到着させる。「島に—・ける」 2 努力してやっと目標にまで到達させる、また、到達する。「ようやく完成まで—・けた」
黒白(こくびゃく)をつ・ける
物事の正邪・善悪・是非をはっきりさせる。白黒(しろくろ)をつける。「公の場で—・ける」
腰(こし)を落(お)ち着(つ)・ける
1 「腰を据える2」に同じ。「—・けて仕事にかかる」 2 「腰を据える3」に同じ。「彼は赴任地で—・けたらしい」