つゆ【液/汁】
1 液(えき)。しる。「果物の—」 2 水け。「—を切る」 3 吸い物。すまし汁。関西では味噌汁も含めていう。「豆腐のお—」 4 蕎麦(そば)・素麺(そうめん)・てんぷらなどのつけ汁。「天—」「...
つゆ【露】
[名] 1 晴れた朝に草の上などにみられる水滴。地面や物体が露点以下の温度まで冷えると、大気中の水蒸気が凝結して生じる。「葉に—を置く」《季 秋》「市人の物うちかたる—のなか/蕪村」 2 わず...
つゆ【梅雨/黴雨】
6月ころの長雨の時節。また、その時期に降る長雨。暦の上では入梅・出梅の日が決められているが、実際には必ずしも一定していない。北海道を除く日本、中国の揚子江流域、朝鮮半島南部に特有の現象。五月雨(...
つゆ‐あおい【梅雨葵】
タチアオイの別名。
つゆ‐あけ【梅雨明け/出梅】
[名](スル)梅雨が終わること。また、その日。気象学的には7月中旬ころ、陰暦では夏至(げし)のあとの庚(かのえ)の日とされる。しゅつばい。《季 夏》⇔梅雨入り。
つゆ‐いささかも【露聊かも】
[副]「露(つゆ)1」を強めていう語。まったく。決して。「間違えは—許されない」
つゆ‐いり【梅雨入り/入梅】
[名](スル)梅雨に入ること。また、その日。気象学的には5月下旬から6月上旬ころ、陰暦では芒種(ほうしゅ)のあとの壬(みずのえ)の日とされる。梅雨の入り。ついり。にゅうばい。⇔梅雨明け。
つゆ‐がた【梅雨型】
1 梅雨に現れる気圧配置の型。日本付近に東西に長くのびた梅雨前線が形成されて停滞する。 2 梅雨に似た雨の降り方。
つゆ‐くさ【露草】
ツユクサ科の一年草。道端に生え、高さ15〜50センチ。葉は長卵形で、基部は鞘(さや)となって茎を囲む。夏、二つ折りの苞(ほう)に包まれた青い花をつける。花びらは3枚あるが、1枚は小さい。古くは花...
つゆくさ‐いろ【露草色】
露草で染めた、青色。