つき‐み【月見】
1 月をながめて楽しむこと。特に陰暦八月十五夜(中秋の名月)、九月十三夜(後(のち)の月)の月を観賞すること。また、その集まりや宴。《季 秋》「雲をりをり人を休むる—哉/芭蕉」 2 卵を落とし入...
つき‐た・てる【突(き)立てる】
[動タ下一][文]つきた・つ[タ下二] 1 突きさして立てる。つったてる。「杭(くい)を—・てる」「ナイフを畳に—・てておどす」 2 激しく何度も突く。「土俵を割るまで—・てる」
敵(てき)を見(み)て矢(や)を矧(は)ぐ
敵を目前にして、ようやく矢竹に羽根をつけて矢を作る。必要が迫ってあわてて準備すること、手遅れの処置のたとえ。
ちょく‐ひつ【直筆】
[名](スル) 1 事実を偽らずにありのままに書くこと。「目撃したままを—する」⇔曲筆。 2 書画で、筆をまっすぐに立てて書くこと。「懸腕—」⇔側筆。
チル‐いもの【チル鋳物】
《chilled casting》鋳物を作るとき、砂型の一部に金型を当てて急冷し、その部分の組織を白銑(はくせん)化して硬度を高めた鋳物。圧延ロール・クラッシャー・車輪などに使用。冷硬鋳物。チル...
ちょうど‐がけ【調度懸(け)】
1 平安時代、宮中で儀式のときに弓矢を持って供奉した役。 2 中世、武家で外出の際に、弓矢を持って供をした役。調度持ち。 3 江戸時代、弓矢を飾った台。中央の作り付けの箙(えびら)に矢を立て、そ...
ちょう‐や【帳屋】
江戸時代、帳面・紙・筆などを売った店。店先に笹(ささ)を立てて目印とした。
ちょう‐ど【丁度】
[副]《「丁(ちょう)と」からできた語か。「丁度」は当て字》 1 ある基準に、過不足なく一致するさま。きっかり。ぴったり。きっちり。「—約束の時間に着く」「ブラジルは—日本の裏側にある」 2 あ...
つい‐たて【衝立】
1 室内に立てて、部屋を仕切ったり、目隠ししたりする家具。 2 「衝立障子(しょうじ)」の略。
ちょう‐だい【帳台/帳代】
1 寝殿造りの母屋内に設けられる調度の一。浜床(はまゆか)という正方形の台の上に畳を敷き、四隅に柱を立てて帳(とばり)を垂らしたもの。貴人の寝所または座所とした。御帳台(みちょうだい)。帳。 2...