ご
「こ」の濁音。軟口蓋の有声破裂子音[ɡ]と母音[o]とからなる音節。[ɡo]ただし、現代共通語においては、一般に語頭以外では鼻音の頭音をもつ[ŋo]となる(これを鼻濁音の「ご」ともいう)。
げき‐やく【劇薬】
1 毒薬に次いで薬理作用のはげしい薬物。厚生労働大臣が指定し、薬機法に規定される。→劇物 2 (比喩的に)過激だが効果のある方法。また、場合によっては悪化するおそれのある、危険な方法。「新技術は...
げつれい‐ほうしゅう【月例報酬】
法人の役員に対して月ごとに支払われる給料。 [補説]使用人については、ふつう「月給」を使う。
ゲッター‐ポンプ【getter pump】
真空装置中から不活性な気体を取り除くために、ゲッターとしてはたらく金属で気体をイオン化して吸着・排除するポンプ。
けども
[接助]接続助詞「けれども」に同じ。「授業に出てはいる—、つい居眠りしてしまうんだ」 [終助]終助詞「けれども」に同じ。「今、手がふさがってるんだ—」
げす
[助動][げせ|げし|げす|げす|○|○] 1 (助詞「で」に付いて)…です。…でございます。「沖づりには竿は用いません。糸だけでげす」〈漱石・坊っちゃん〉 2 …ました。「扡(もぎ)りとられて...
ゲノム【(ドイツ)Genom】
現代主流となっている分子生物学的解釈によれば、ある生物種を規定する遺伝情報全体のこと。遺伝情報はすべて遺伝子を構成するDNA(デオキシリボ核酸)またはRNA(リボ核酸)の塩基配列で記述される。従...
けっ‐こう【頡頏】
[名](スル) 1 鳥が飛び上がったり、舞い下りたりすること。 2 勢力が同じくらいで優劣が決まらないこと。拮抗(きっこう)。「其実力に至りては之に—すべき程の大名極めて多し」〈田口・日本開化小史〉
下種(げす)も三食(さんじき)上﨟(じょうろう)も三食(さんじき)
《下賤の者も高貴の人も食事は1日3回の意から》物事によっては上下貴賤の区別はないことのたとえ。
け‐み【検見/毛見】
1 中世・近世の徴税法の一。米の収穫前に、幕府または領主が役人を派遣して稲のできを調べ、その年の年貢高を決めること。けんみ。→定免(じょうめん) 2 実際に見て調べること。「月たちては、大嘗会の...