うま‐の‐あし【馬の足/馬の脚】
歌舞伎で、馬の脚の役のこと。張り子の馬を二人でかぶって、前脚と後脚になる。下級の役者がつとめるところから、下級俳優やへたな役者の称としても用いる。
うみさち‐やまさち【海幸山幸】
日本神話の一。弟の山幸彦(彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと))は兄の海幸彦(火照命(ほでりのみこと))に漁猟の道具をとりかえてもらい、漁に出たが釣り針をなくしてしまう。釣り針を返せと責められた...
ウマイヤド‐モスク【Omayad Mosque】
シリアの首都ダマスカスの旧市街にあるイスラム寺院。元は古代ローマ時代のジュピター神殿があった場所で、4世紀末にローマ皇帝テオドシウス1世が教会を建造。8世紀初頭、ウマイヤ朝第6代カリフ、ワリード...
うやむや‐の‐せき【有耶無耶の関】
山形・宮城両県境の笹谷峠にあった関所。むやむやの関。もやもやの関。[歌枕]「たのめこし人の心は通ふとや問ひてもみばや—」〈土御門院集〉
山形・秋田両県境の三崎峠にあった関所。
ウユニ‐えんこ【ウユニ塩湖】
《Salar de Uyuni》ボリビア南西部、アルティプラノ高原にある塩湖(塩原)。標高約3700メートルに位置する。面積は1万2000平方キロメートル。塩採掘が行われており、観光地としても知...
恨(うら)みに報(むく)ゆるに徳(とく)を以(もっ)てす
《「老子」六三章から》恨みのある者に対しても恩徳で報いる。
うら‐な・う【占う】
[動ワ五(ハ四)]《「うら(占)」+接尾語「なう」から》現れた兆しや形象などによって人の運勢、将来の成り行き、物事の吉凶などを判断する。また、単に先行きを判断する意にも用いる。「易者に—・っても...
うら‐どし【裏年】
果物などが、よく実らない年。→生(な)り年/表年 [補説]スギなどの、花粉症を起こす植物の花粉の飛散量が少ない年についてもいう。
ウラ【Ura】
ブータン中部、ブムタン地方のウラの谷の村。元は遊牧民の村だったが、ジャガイモ栽培の導入により、農業が盛んになった。同国有数のマツタケの産地としても知られ、多くが日本に輸出される。
イソ‐きゅうろくろくまる【ISO9660】
1988年にISO(国際標準化機構)が定めたCD-ROMのファイル形式。ハイシエラフォーマットをベースにしている。また、DVD、ブルーレイディスクのファイル形式としても用いられる。