てん‐にゅう【転入】
[名](スル) 1 他の土地からその土地へ移り住むこと。「隣県から—する」「—届」⇔転出。 2 他の学校から移ってくること。「新学期から—する」「—生」
てん‐にょ【天女】
天上界の女性。吉祥天女・弁財天女など。また、この世に二人といないような美しい女性をたとえていう語。「—の舞」
てん‐にん【天人】
天上界に住む者。音楽を奏し、天華を降らせ、瓔珞(ようらく)をなびかせて虚空を飛行(ひぎょう)するとされる。
てんにん【天仁】
平安後期、鳥羽天皇の時の年号。1108年8月3日〜1110年7月13日。
てん‐にん【転任】
[名](スル)同じ組織の中で他の職務または任地にかわること。「新設校に—する」
てんにん‐か【天人花】
フトモモ科の常緑小低木。沖縄など暖地に自生し、高さ約2メートル。葉は長楕円形でやや厚い。夏、紅紫色の5弁花を開く。実は暗紫色に熟し、ジャムなどにする。温室で栽培もされる。
てんにん‐からくさ【天人唐草】
イヌノフグリの別名。
てんにん‐きょう【天人峡】
北海道中央部、大雪山群の主峰、旭岳の南西麓にある峡谷。柱状節理を示し両岸に高さ250メートル、長さ8キロメートルの絶壁が続く。大雪山国立公園の景勝地。
てんにん‐ぎく【天人菊】
キク科の一年草。高さ約60センチ、全体に毛がある。葉は長楕円形。夏、周辺が黄褐色で中央が紫色を帯びる頭状花をつける。北アメリカの原産で、観賞用。
てんにんごすい【天人五衰】
三島由紀夫の長編小説「豊饒の海」の第4巻。昭和46年(1971)刊行。第1巻から第3巻までの主人公の転生者と思われた少年が本物ではないとわかる、寂寥(せきりょう)感の漂う作品。