かさね‐て【重ねて】
[副] 1 同じことを繰り返すさま。もう一度。再び。「—注意する」 2 この次。今後。「右の御算用は—きっと致さるるでござらうず。只今の代はりは持って参った」〈虎明狂・千鳥〉
おりゃら◦します
[連語]《動詞「おりゃる」の未然形+尊敬の助動詞「します」》 1 「ある」の尊敬語で、補助動詞的に用いる。…でいらっしゃる。「清水の観音は、妻観音に—◦します」〈虎明狂・瞽女座頭〉 2 「ある」...
お‐すべり【御滑り】
1 「滑り台」の美化語。 2 《女房詞から》神仏への供物や貴人の食物・所持品のお下がり。「『あなた、—でございます。一つお戴き遊ばせ』と青柳夫人は菊の御紋をうち出した紅葉雁(べにらくがん)を東老...
オットー‐さん【オットー山】
《Cerro Otto》アルゼンチン南部、リオネグロ州にある山。標高1405メートル。バリローチェの西郊に位置する。山頂までゴンドラで結ばれ、バリローチェの市街とナウエルワピ湖を一望できる展望地...
おそまつ‐さま【御粗末様】
[形動]他人に提供したものについて礼を言われたとき、謙遜の気持ちをこめていう語。「—でございました」
オフサイド‐ライン【offside line】
ラグビーで、スクラム・ラック・モールに参加している味方の最後列の選手の足を通って、ゴールラインに平行していると想定した線。また、ラインアウトで、ラインオブタッチの後方10メートルでゴールラインに...
お‐ばん【御晩】
[感](「御晩です」「御晩でございます」などの形で)北海道・東北地方などで使われる、夜のあいさつ。こんばんは。
おまえ‐がた【御前方】
[代]二人称の人代名詞。複数をさす。近世、男女ともに目上の人に用いた敬称。のちには、対等・目下の者にも使うようになった。「この席に並んでござる—」〈道二翁道話〉
おり‐な・い
[連語]《「おい(入)りない」の音変化。「おりゃる」の否定形》 1 「いない」の尊敬語。いらっしゃらない。「父母の—・い国へは、お帰りない法で候ふと云ふぞ」〈毛詩抄・三〉 2 「ない」「いない」...
おり‐い・る【折り入る】
[動ラ四]特別に心を込めて行う。→折り入って「ちと—・りまして御相談申したい義がござりまして」〈滑・八笑人・四〉 [動ラ下二]特定の言葉や事柄を歌などに詠み込む。「萩の花を—・れ、当座によむ...