ず‐とも
[連語]《打消しの助動詞「ず」の連用形+接続助詞「とも」》…(し)ないでも。…(で)なくとも。「この部分は書か—よい」「白珠(しらたま)は人に知らえず知ら—よし我し知れらば知ら—よし」〈万・一〇一八〉
図(ず)に乗(の)・る
いい気になって勢いづく。調子に乗る。つけあがる。「少しでもほめるとすぐ—・る」
受領(ずりょう)は倒(たお)るる所(ところ)に土(つち)を掴(つか)め
受領は失敗しても空手(からて)で帰るなの意。転んでもただでは起きない。平安時代の受領の貪欲さを示したもの。
ズーク【(フランス)zouk】
ダンス音楽の一。ビギンなどの伝統リズムと最新のエレクトロニクス技術を融合させたシャープなサウンドが特徴。フランスの海外県グアドループ・マルティニークで生まれ、1980年代半ばにはカリブ海諸国だけ...
せあか‐ごけぐも【背赤後家蜘蛛】
ヒメグモ科のクモ。雄は体長約3ミリで暗褐色。雌は体長約10ミリ、黒色または暗褐色で背面に赤色の模様がある。雌は強い毒をもつが、性質はおとなしい。オーストラリア原産で熱帯地方に分布。 [補説]日本...
せい【性】
[名] 1 人が本来そなえている性質。うまれつき。たち。「人の—は善である」 2 同種の生物の、生殖に関して分化した特徴。雄性と雌性。雄(おす)と雌(めす)、男と女の区別。また、その区別がある...
せいアントニウス‐きょうかい【聖アントニウス教会】
《Antoniuskirche》スイス北西部の都市バーゼルにある教会。市街北西部に位置する。1927年にカール=モーザーの設計でモダニズム様式を採用し、同国初の鉄筋コンクリート造の教会建築として...
生活(せいかつ)に追(お)わ◦れる
財産や収入が少なく、生活するだけでも大変である。「—◦れて心にゆとりがない」
せいかんししゅう【静観詩集】
《原題、(フランス)Les Comtemblations》ユゴーの詩集。1856年刊。愛娘レオポルディーヌの死を境に、それ以前の「過ぎ去りし日(Autrefois)」、それ以後の「いま(Aujo...
せいげん‐ほうか【制限法貨】
強制通用力に一定の制限が課されている法貨。一般に補助貨幣は制限法貨であり、日本でも額面の20倍までに強制通用力を制限されている。不完全法貨。