ライザーレス‐くっさく【ライザーレス掘削】
海洋底掘削技術の一。泥水という特殊な液体をドリルパイプの先端から噴出しながら地層を掘り進める方式。泥水と掘り屑は海底面にそのまま押し出される。ライザー掘削と異なり、ライザーパイプという中空の管は...
ぼら【鯔/鰡】
スズキ目ボラ科の海水魚。体は円筒形でやや側扁し、全長約80センチ。背面が灰青色、腹面は銀白色。胃壁は肥厚し、俗にへそという。幼魚期を内湾や淡水で過ごし、外海に出て成熟・産卵する。出世魚の一で、一...
ぼうちょう‐うちゅう【膨張宇宙】
宇宙は膨張しつつあるという説。銀河がその距離に比例する速さで我々から遠ざかっているという観測事実に基づく。ハッブルにより展開された。膨張宇宙論。宇宙膨張。
に‐ゆう【二酉】
《中国の大酉(だいゆう)・小酉という二つの山の石窟から千巻の古書が出てきたという故事から》蔵書の多いこと。また、それを収めた所。
白馬(はくば)は馬(うま)に非(あら)ず
中国戦国時代に、公孫竜の説いた詭弁(きべん)的命題。「白馬」を認識するとき、人は「白」と「馬」とを別々に知覚しうるから、「白馬」は「馬」ではないとする。のち、白馬という存在と馬という存在をことさ...
はげ‐たか【禿鷹】
コンドルやハゲワシの俗称。 [補説]動物の死体の肉を食うので、残り物をきれいに掃除する鳥というイメージと、貪欲な鳥というイメージがある。
はくちょう‐の‐うた【白鳥の歌】
死ぬまぎわに白鳥がうたうという歌。その時の声が最も美しいという言い伝えから、ある人が最後に作った詩歌や曲、また、生前最後の演奏など。 《原題、(ドイツ)Schwanengesang》シューベ...
ハプト‐しょくぶつ【ハプト植物】
単細胞の藻類の一群。ハプト植物門という独立した門を構成する。紅藻植物に由来する葉緑体と、名称の由来となったハプトネマという鞭毛(べんもう)に似た器官をもつ。ハプト藻類。
はどう‐せつ【波動説】
1 光は波動であるという説。17世紀にホイヘンスが提起し、マクスウェルの電磁波説に道を開いた。 2 粒子の運動は波動であるという説。1924年ド=ブロイが提唱し、シュレーディンガーの波動力学に発展。
ハミルトン‐の‐げんり【ハミルトンの原理】
ある系における物体の運動の経路は、経路全体で定義される作用量という積分量が極値をとるような経路に定まるという原理。ニュートンの運動方程式から導かれるものと同等になる。物体の運動を変分法の形式で表...