ごず‐せんだん【牛頭栴檀】
南インドの牛頭山に産する栴檀から作った香料。麝香(じゃこう)のような芳香をもち、万病を除くという。牛頭香。
こしん‐の‐みだ【己心の弥陀】
阿弥陀仏は、極楽浄土にあるのではなく、自分自身の心にあるということ。唯心(ゆいしん)の弥陀。己身の弥陀。
こってい‐うし【特牛】
「こというし」に同じ。「—の二匹連(づれ)」〈浄・振袖始〉
コジ‐ファン‐トゥッテ【(イタリア)Così fan tutte】
モーツァルトのイタリア語によるオペラ。全2幕。1790年にウィーンで初演。題名は「女はみんなこうしたもの」を意味する。ダ=ポンテの台本による喜劇。18世紀のナポリを舞台に、二人の青年士官がそれぞ...
ご‐じつ【後日】
その日よりあとの日。ある出来事よりもあとの日。他日。「—伺います」「—になって真相を知る」 [補説]古くは「ごにち」「こうじつ」ということが多かった。
ごじゅうおん‐ず【五十音図】
五十音を、縦5字ずつ、横に10字ずつ配列した表。縦を行(ぎょう)、横を段(だん)という。子音が同じものを同行に、母音が同じものを同段に配置。現代では、撥音の「ん」を末尾に示したり、濁音・半濁音・...
乞食(こじき)も身祝(みいわ)い
だれでも祝うべきときには、それ相応の祝いをすべきであるというたとえ。
ごじゅう‐てんてん【五十展転】
仏語。法華経(ほけきょう)を聞いて随喜した人が次々に他人に語り伝え、50人目になってもその功徳(くどく)は変わらないということ。
こじき‐ぶくろ【乞食袋】
1 托鉢僧や乞食が首に掛けて歩き、もらった物などを入れる布袋。頭陀袋(ずだぶくろ)。こつじきぶくろ。 2 歌学・俳諧・芸道で、乞食が1に一切のものを入れておくように、自分の見聞を広くして、目的に...
乞食(こじき)も袋祝(ふくろいわ)い
乞食でも初めて使う袋には祝いをするように、祝うべきときにはそれ相応の祝いをすべきであるというたとえ。