こくぶん‐にじ【国分尼寺】
天平13年(741)聖武天皇の勅願により、国分寺とともに国ごとに建立された尼寺。奈良の法華寺を総国分尼寺とする。正式には法華滅罪之寺という。
こくみんせいかつ‐きんゆうこうこ【国民生活金融公庫】
国民生活の向上や経済の健全な発展に寄与するという目的から、一般の金融機関から融資を受けることが難しい小企業や個人に必要な資金を供給する業務を行った政府金融機関。平成11年(1999)10月に国民...
こぶんしんぽう【古文真宝】
中国の詩文集。前後2集各10巻。元の黄堅の編という。漢から宋代までの代表的詩文を集めたもの。前集は詩を詩型で分け、後集は文章を文体で分けている。江戸時代、初学者の教材として広く読まれた。
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こべつ‐クレジット【個別クレジット】
消費者が販売会社から商品・サービスを購入する際に、商品を購入するごとに消費者とクレジット会社との間で個別に与信契約を結ぶ販売方式。自動車・宝石・携帯電話・学習教材・エステティックサービスなどの販...
こう‐てん【交点】
1 数学で、二つの線の交わる点。また、線と面の交わる点。 2 天球上で、惑星・彗星(すいせい)・月などの軌道が黄道と交わる点。天体が黄道を南から北へ通過する点を昇交点、北から南へ通過する点を降交...
さえ‐かえ・る【冴え返る】
[動ラ五(四)] 1 光や音などが非常にくっきりとあざやかである。「月の—・る夜」 2 春になっていったん緩んだ寒さがまたぶり返す。《季 春》「一本の薄紅梅に—・る/虚子」「きのうから寒くなった...
さえ
[副助]《動詞「そ(添)う」(下二)の連用形「そえ」から生じたという》名詞、活用語の連体形または連用形、助詞など種々の語に付く。 1 すでにあるものの上に、さらに付け加える意を表す。…までも。「...
ざおう‐さん【蔵王山】
山形・宮城県境にある火山群。最高峰は熊野岳で、標高1841メートル。冬季は樹氷が美しく、スキー場や温泉が多い。古くは不忘山(わすれずのやま)・刈田嶺と呼ばれ、7世紀に金峰山(きんぷせん)から蔵王...
サウスポー【southpaw】
《southは南、pawは手の意》 1 野球で、左腕投手。 2 ボクシングで、右半身を前に、左半身を後ろに引いて構えるボクサー。 3 左利きの人。 [補説]1は一説に、米国メジャーリーグに南部出...
さ‐おり【狭織り】
帯に用いるように、幅を狭く織った倭文布(しずぬの)。後世の真田(さなだ)織りの類という。「いにしへの—の帯を結び垂れ」〈万・二六二八〉