どうてき‐へいこう【動的平衡】
ある系において、ある物質の生成と消滅の速度が等しくなり、平衡状態にあること。とくに可逆反応によって平衡状態となる場合を化学平衡という。
どうてい‐せつ【童貞説】
聖母マリアは処女のまま聖霊によってキリストを産んだという説。
とうとう‐たらり
能の「翁(おきな)」の冒頭に唱える言葉。語義未詳。流派によって「どうどうたらり」「どうとうたらり」などという。
どうとく‐せい【道徳性】
1 道徳の本性。また、人格・判断・行為などが道徳的であること。「企業の—が問われる」 2 《(ドイツ)Moralität》カント倫理学の用語。行為が、単に外面的に道徳法則に一致しているという適法...
ドゥフ【duff】
北アフリカから中央アジアにかけて広く分布する円形、四角形、八角形などの薄く浅い枠に革を1枚張った枠太鼓。枠の内側に小さな鉄輪を多数つけたものもある。 [補説]アラビア語系の呼称で、ペルシア語系で...
どうぶつ‐ほうおんたん【動物報恩譚】
人から恵みや恩を受けた動物が、恩返しとしてその人に幸福や名声を報いるという昔話の一類。「鶴女房」「文福茶釜」など。
とお‐で【遠出】
[名](スル) 1 遠くへ出かけること。遠あるき。「郊外まで—する」 2 芸者が自分の属する地域から離れて、客と旅行すること。「十吉の家の花助と別の家の千代松という二人へ—の口をかけて」〈荷風・...
トーチ‐ソング【torch song】
失恋や片思いなどを歌った歌。 [補説]carry a torch for…(…に片思いする)という成句から。
トーゴ‐こ【トーゴ湖】
《Lac Togo》トーゴ南部の巨大な潟湖(せきこ)。ギニア湾と細い砂州で隔てられており、トーゴという国名はこの潟湖に由来する。
とおつおうみ【遠淡海/遠江】
浜名湖のこと。琵琶湖を「近つ淡海」というのに対し、都から遠い湖の意。また、遠江(とおとうみ)の古称。「—引佐(いなさ)細江の水脈(みを)つくし我(あれ)を頼めてあさましものを」〈万・三四二九〉