とお‐えん【遠縁】
遠い血縁。また、その人。「—にあたる人」⇔近縁。
とお‐お【撓】
[形動ナリ]たわみ曲がるさま。たわわ。「秋萩の枝も—におく露のけさ消えぬとも色に出でめや」〈新古今・恋一〉
とお‐か【十日】
1 日の数の10。10日間。 2 月の10番目の日。
とおか‐えびす【十日戎/十日恵比須】
正月10日に行われる初恵比須の祭り。兵庫県西宮神社・大阪今宮戎神社・京都建仁寺などのものが有名。《季 新年》
とお‐かがり【遠篝】
陣所から遠く離れた所でたくかがり火。「—を焼(た)いて」〈太平記・六〉
とお‐かさがけ【遠笠懸】
笠懸の一種。小笠懸に比べ、的(まと)までの距離の遠いもの。
十日(とおか)の菊(きく)
9月9日の菊の節句の翌日に咲いた菊。時機に遅れて役に立たないことのたとえ。六日の菖蒲(あやめ)。のちのきく。
とおかまち【十日町】
新潟県南部の市。信濃川上流にある十日町盆地の中心地。高級絹織物を産する。平成17年(2005)4月、川西町、中里村、松代町、松之山町と合併。人口5.9万(2010)。
とおかまち‐し【十日町市】
⇒十日町
とおかまち‐ぼんち【十日町盆地】
新潟県南部にある盆地。中心都市は十日町市。関田(せきた)山地と魚沼丘陵にはさまれた山間盆地で、十日町市中部から中魚沼郡津南(つなん)町に広がる。信濃川の上流域で、河岸段丘が発達している。