アポロンのしま【アポロンの島】
小川国夫の短編小説、またそれを表題作とする短編小説集。昭和32年(1957)に私家版として発表。「東海のほとり」「エリコへ下る道」など、欧州留学時の体験をもとに描いた半自伝的作品を収める。発表当...
アフリカ‐の‐つの【アフリカの角】
インド洋と紅海に接するアフリカ北東部の地域。サイの角のような形状をしていることからこの名がある。ソマリア・エチオピア・エリトリア・ジブチ・ケニアが含まれる。
油(あぶら)を売(う)・る
《近世、髪油の行商人が、客を相手に世間話をしながら売ることが多かったことから》むだ話などをして仕事を怠ける。
アマゾン【Amazōn】
ギリシャ神話で、女性ばかりからなる部族。勇猛で、弓を引くのに右の乳房がじゃまになるとして切り取ったという。また転じて、女傑・女丈夫の意に用いる。アマゾネス。 [補説]通俗語源説ではギリシャ語で「...
アトラス【Atlās】
(Atlās)ギリシャ神話で、巨人神の一。プロメテウスの兄弟。オリンポスの神々と戦って敗れ、世界の西の端で天空を双肩で支える罰を科せられた。大西洋(the Atlantic Ocean)の...
あなずらわ・し【侮らはし】
[形シク]《動詞「あなずる」の形容詞化》 1 軽蔑(けいべつ)したい。尊敬・尊重する価値がない。「いとかくやつれたるに—・しきにや」〈源・明石〉 2 気軽に心を許せるさま。気のおけないさま。「右...
あないち【天名地鎮】
神代文字の一。1、2、3などの数字と、直線と点の組み合わせによって単音を表す47の表音文字とからなるもの。今日ではその存在が否定されている。→神代文字
アビラ‐さん【アビラ山】
《Cerro El Ávila》ベネズエラ北部の山。首都カラカスがある盆地とカリブ海を隔てる、標高2000メートルを越えるコスタ山脈の一峰。周辺はエルアビラ国立公園に指定。山頂までケーブルカーで...
アノール【anole】
イグアナ科アノール属に含まれるトカゲの総称。165種ほどがある。最大の種でも全長が40センチほど。雄ののどには色彩豊かな袋状の飾りがあり、テリトリーを守るためにこの飾りを他の雄に誇示して威嚇する...
あに‐ご【兄御】
兄を敬っていう語。あにごぜ。⇔弟御。「—は何とかおはする」〈曽我・三〉